女性がよく「清潔感がある人が好き」と言いますが、この清潔感というのはなかなか曲者。イメージはぼんやり浮かぶものの、ざっくりしすぎてわかりにくいですよね。
そんな方は、次のようなことをイメージしてみてください。清潔感をつくるコツは「シンプル・オーソドックス・上品」の3つです。
今回は清潔感をつくる具体的なアイテムを交えながら紹介します。
シンプルなファッション
シンプルなファッションとは、例えばトップス(Tシャツ、シャツ、セーターなど)とボトム(パンツ、短パンなど)、アウター(ジャケット、コート、カーディガンなど)をそのまま着たスタイル。重ね着や小物をいろいろ足すとオシャレに見えると思いがちですが、アイテムは少ない方が清潔感があるように見えます。
アクセサリーはなるべく身に着けず、腕時計程度にします。ワンポイントでネックレスをする人もいますが、オシャレが苦手ならつけない方が無難でしょう。中には男性のアクセサリー着用が苦手という人もいます(ちなみに筆者も苦手です)。
オーソドックスなファッション
流行を取り入れたファッションではなく、定番でよくあるファッションがおすすめ。オシャレに慣れているなら別ですが、普段ファッションに無頓着なら手を出すと似合わなかったりアレンジの仕方がヘンになりやすいので注意しましょう。
アイテムは定番カラーの黒、グレー、ブラウンなどはコーディネートしやすいので押さえておくといいですね。柄物はトップスならOK。ただし大きな柄はインパクトが大きくなり、ファッション上級者向き。奇抜な柄は避けましょう。
上品なファッション
清潔感に必要なのは、ほどよい上品さです。特に大人なら品を意識したファッションを心がけたいですね。
ポイントは、服の素材や質感です。ペラペラした薄い生地の服はだらしない印象になるだけでなく、安っぽく見えてしまうので要注意です。
靴選びと靴のメンテナンス
オシャレな人ほど靴を重視しています。服装に無頓着な人は、いつも同じ靴をなんとなく履いています。しかも無難な黒い靴ばかり履いていませんか?黒い靴は汚れが目立たない印象ですが、意外と汚れはバレています。踵やフチの劣化もしっかり見られていますよ!
女性はオシャレですから靴は当然自然に目がいきます。「靴をお手入れしていない=清潔感がない」と思われてしまうので、普段からきちんとメンテナンスするようにしましょう。
◎靴のメンテナンスチェックポイント
・外見の劣化(変色、目立つ傷)
・踵の劣化
・中敷きの劣化
靴のメンテナンスは、靴の素材によって違うので靴屋さんで相談するのが一番早いです。踵は2千円程度修理できるので、擦り減ってきたら修理に出しましょう。
そして中敷きですが、靴を脱いだ時に見えてしまうので中敷きを交換、または入れて靴の中もリフレッシュさせるといいですね。
どの服を選べばいいか迷ったら
シンプル・オーソドックス・上品を心がけていざ服を買いに行っても、どれを買ったらいいのか迷うかもしれません。そんな時は、ディスプレイしてある服をそのまま買う方法があります。もちろんお店選びが肝心ですが、上品でシンプル、そして自分の年代に合っていると思うメーカーを選べば間違いがないでしょう。
またはショップの店員に似合う服をコーディネートしてもらうのもアリ。「いろいろ買わされるのでは?」と思うかもしれませんが、予算をあらかじめ言っておけば予算内で考えてくれるから安心です。
そして気をつけて欲しいのが、面倒でも必ず試着すること。似合うかどうかはもちろん、サイズが合っているかどうかもチェックしましょう。同じような定番の服でも、色やサイズは微妙に違います。顔色が悪く見えたり、太って見えてしまうかもしれません。顔色が悪く見えれば、当然清潔感がないと思われてしまいます。
変化をつけるなら小物で
定番の服に慣れてきたら、小物を工夫しましょう。例えばマフラーや手袋です。モノトーンの服には柄物のマフラーがよく映えるので、小物だけは少し冒険してもOK。ただし、柄は定番のチェックやストライプにして落ち着いた色を選ぶようにしましょう。カッコいいからと髑髏柄(オシャレ上級者向きです)を選ばないように!
思い切って女性にファッションのことを聞くのもアリ!
ファッションに自信がないのなら、女性にどんなファッションを着ればいいか聞いてみるのもアリです。女性はファッションが好きなので、意外と似合う服を楽しく選んでくれたりアドバイスしてくれるかもしれません。
女性と何を話したらいいかわからない時に、話のネタにしてもよさそうですね。気になる女性の好きなファッションを知るチャンスになるかもしれませんよ!